内容説明
ヒトが一生を通じて“おつきあい”する身近な存在でありながら、みんなに嫌われるばっちい細菌…。しかしその実態は、豊かな個性や生態をもち、進化のしくみをとくカギとなるユニークな生命体だった!数々の分野の研究者にノーベル賞をもたらし、古今東西の科学者たちを魅了しつづける大腸菌―エシェリキア・コリ。いままでの悪役イメージをくつがえす、科学と大腸菌の“愛”を描いたサイエンス書。
目次
1 生命の軌跡
2 E.コリにあてはまることは、ゾウにもあてはまる
3 細菌単体としてのシステム
4 自然界での社会生活
5 絶え間なく流れる生命の川
6 存続を賭けての戦略
7 進化のスピード
8 オープンソースの遺伝子マーケット
9 生命の起源にさかのぼる
10 生命を人工設計する
11 さて、地球外の生命は?
著者等紹介
ジンマー,カール[ジンマー,カール][Zimmer,Carl]
1966年米国ニュージャージー州生まれ。イェール大学卒。現在はフリーのサイエンス・ライター。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ナショナル・ジオグラフィック』『サイエンティフィック・アメリカン』『ディスカバー』『サイエンス』『ポピュラー・サイエンス』各誌に寄稿。1994年から98年まで『ディスカバー』誌のシニア編集者を務め、現在は同誌の寄稿編集者。2007年、サイエンスライティングによる啓蒙に貢献したとして、ナショナルアカデミー・コミュニケーション賞を受賞
矢野真千子[ヤノマチコ]
翻訳家。兵庫県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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