出版社内容情報
溪内 謙[タニウチ ユズル]
著・文・その他
内容説明
既成の価値体系が大きくゆらぎ、未来への不透明感がつのる現代。いまこそ、時論の安易な追随におちいることなく、変動の深層にある歴史的文脈を見すえる知的営みが必要なのではないか。ロシア現代史研究の第一人者が現代史を学ぶことの意義と方法を、長年の経験をふりかえりながら説き明かす。情熱みなぎる歴史学入門。
目次
第1章 過去、現在そして未来(なぜ過去を知るのか;歴史は過去の事実の記憶か ほか)
第2章 テーマ(テーマを決める;テーマの発端―社会主義像を問い直す ほか)
第3章 史料(材料としての史料;史料状況の推移 ほか)
第4章 文章化(一般化―その限界と意味;歴史の推論の特性 ほか)
著者等紹介
溪内謙[タニウチユズル]
1923‐2004年。1947年東京大学法学部卒業。専攻、ロシア現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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