出版社内容情報
21世紀の温泉を考える初めての温泉科学入門。
内容説明
医学・生物学・地学・化学の専門家たちがそれぞれの立場から温泉を探究し、これからの温泉のあり方を考える、初の温泉科学入門。
目次
1 温泉と科学(青い温泉水はどのようにしてできるのか;温泉のつくる石―特別天然記念物「北投石」;温泉は地面ののぞき窓―温泉の成分から地下の様子を探る)
2 温泉と地学(大深度温泉井の開発について;岩盤中の大深部掘削井の揚水テスト;温泉と地震 ほか)
3 温泉と生物学・医学(温泉に棲む生物;温泉のレジオネラ;温泉の医学情報あれこれ ほか)
著者等紹介
西村進[ニシムラススム]
1932年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学名誉教授。特定非営利活動法人シンクタンク京都自然史研究所理事長。自然放射能の研究、火山地震活動、温泉・地下水調査、放射性廃棄物の地層処分の研究、二酸化炭素削減やゼロエミッションの調査研究
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