内容説明
古代メソポタミアで土台を築いた代数学は、インド、ギリシア、アラビアなどで進歩し、17世紀に現在用いられている記号が整った。「思考の法則」を探る学として高度に理論化するいっぽう、科学や工学に応用されてきた代数学の歴史を紹介。
目次
1 最初の代数学
2 ギリシアの代数学
3 インドから北アフリカの代数学
4 方程式の理論としての代数学
5 幾何と解析における代数
6 新しい構造の探求
7 思考の法則
8 行列と行列式の理論
著者等紹介
タバク,ジョン[タバク,ジョン][Tabak,John]
ニューヨーク州立大学大学院を経て、レンセラー工科大学で数学の学位を取得
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家。名古屋学芸大学講師などを勤める
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