内容説明
この本は、ある程度テニスを覚えた中級者や、より威力のあるショットを打ちたいという上級者を対象にした応用技術と、試合に勝つための戦略を解説したテニスの技術書、戦略書です。
目次
1 スペシャル・テクニックのすべて(パッシング・ショットを確実に決めたい;バックハンドにバリエーションをもたせろ;アングル・ショットでエースをねらえ;誰もがいやがる“高いボール”の克服;パワーアップのためのリストワーク;起死回生のショット―エースを取る技術を身につける;攻撃的なボレー、効果的なフットワーク)
2 タクティクスと試合の勝ち方(ゲームの予測と戦略;こうすれば勝てるシングルス―勝敗と快感は別である;ダブルのサーブとリターン;サービス・キープによるダブルス必勝法)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FK
3
この手の本は一度読んで終わり、とはいかない。何度も見かえして、考えなくてはならない。テニスはたかが趣味とはいえ、奥が深い。だから一度その魅力に取りつかれたら、生涯にわたる趣味になり得る。もちろんその逆に相性が悪いと、簡単にそうに見えた「たかがテニス」がとても習得に難しいスポーツであることに気付かされ、止めていく。この本を買った1988年5月4日以来の再読。まだまだ参考にすべきことがある。どこまでいってもなかなか上手くなれないが、私にはストレスにはならず、むしろまだまだ向上の余地があるという楽しみでもある。2019/04/22