目次
複素数と複素平面
複素変数の初等関数
複素関数の微分
一次分数関数と等角写像
複素積分
級数展開と留数定理の応用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハンギ
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関数論とはいわゆる複素関数論のようだ。複素数の説明から入って、複素数の微分や積分の問題などを解説していく。図も入っていて読みやすい。一松信先生の「留数解析」より初心者に優しかった。正則や積分路の意味も少し分かった。僕自身のレベルはログ計算も十分にはできないし、微積分学もやったとは言えない。従ってこの本の内容もうまく頭に入ってこなかった。だけど射影幾何学を援用してのリーマン面、等角写像、級数展開などのダイナミックさは感じたと思う。でもやたら2πi(円)が出てくるけど、どうしてなんだろうなあ。計算しやすいの?2013/04/04