内容説明
表面科学においては、結晶表面の2次元原子構造がどのようになっているのか、また表面の原子移動を伴う動的過程を支配しているステップをはじめとする2次構造がどうなっているのかの解析が重要である。本書は、このような観点にたち、表面の構造とその解析法に焦点をあててまとめた巻である。
目次
1章 序論
2章 表面構造解析における回折理論
3章 回折法による表面解析
4章 局所構造解析法
5章 走査トンネル顕微鏡による表面の観察
6章 電子顕微鏡等による表面構造の観察
7章 超薄膜および界面構造の解析