内容説明
本書は、アナログ電子回路を集積回路として設計する場合を想定して書かれている。アナログ電子回路の基本的な動作から、これを集積回路化した場合の寄生的な素子の効果を考慮した解析、集積回路特有の回路設計、さらにアナログ集積回路の集大成である演算増薄回路、また雑音解析に至るまで、アナログ集積回路の設計技術者には不可欠の内容がすべて盛り込まれている。また、MOS‐FET関係の技術も詳しく扱われ、超LSIの時代に適合するように意図されている。
目次
集積回路の能動デバイスモデル
集積回路の製造プロセスとデバイス技術
1~2のトランジスタからなる基本増幅回路
定電流回路と能動負荷
出力増幅回路
演算増幅器