目次
第１部 原生林をゆく―東北のブナ林
第２部 雪国の森と人と―日本海側のブナ林
第３部 山里の「森」便り―内陸のブナ林
第４部 黒潮の風が届く―太平洋側のブナ林
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
3
１９９３年７月１０日発行（１９９４年２月１０日、第７刷）。授業で「環境問題」を教えるために、リゾート開発、長良川河口堰、高尾山等々の関連図書を集めた時の一冊。部分的には読んだものの、初めて全体を読み終えた。石橋睦美の写真が美しい。バブル期、スキー場、ゴルフ場、等々の開発が進んだが、２５年を経て、どちらも人口が減っているようだ。大自然の恵みを得て生きてきた私たち、自然を失ってしまっては元も子もない。本書出版から半年後世界遺産に登録された白神山地を始め、八幡平、鳥海山、尾瀬・日光などのブナ林を紹介している。2019/10/12
nabe
1
白神のブナ林が好きで２度も訪れたけど、本書に出てくる各地のブナ林も訪ねてみたい。ブナ林とともに生き、ブナ林を守る人びとが語る話がよかった。2019/09/02
