文春文庫<br> 極北に駆ける

文春文庫
極北に駆ける

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167178024
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0126

出版社内容情報

南極大陸横断をめざす冒険野郎アニマル・ウエムラが報告するポーラー・エスキモーとの一年間の生活、彼らとの交情、そして大氷原三〇〇〇キロ単独犬橇走破の記録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

18
偉業をいくつも成し遂げ、失踪というミステリアスかつ非業の最期であったから、植村直巳の名前は永遠となった。しかし30歳そこそこ、冒険魂真っ只中の植村直巳は、現在辺境ノンフを書いている探検野郎たちと変わりない。そして時々繊細に感動する。極地を独り行く冒険の厳しさはもちろん、読みどころはエスキモーの人々が失わない温かさと、人間が犬やアザラシ他の動物と渡り合って生きている強い姿である。エスキモーと日本人は、見た目が似ている。祖先が近いようなことを、エスキモー側も察したようだ。なぜだかじんときた。続きも読みたい。2019/04/13

OHモリ

3
120531植村冒険館にて購入 ●いきなり何のアポもなしで話でしか聞いたことの無いエスキモーの村に単独で入っていくところからしてもう圧倒された!もちろん言葉も全く分からないしその日に泊まるところも決まってなくて交渉次第・・・・って考えられないですよね? ●犬ぞり単独旅行はもちろん凄いことだし簡単にできないことだけど、生臭いクジラ(だっけ?)の肉を何度も戻しそうになりながらも「おいしい」と言いながら笑顔で何度も飲み込んでエスキモーの生活に溶け込もうとしたエピソードは笑えるけど尊敬すべきこと ●次々と起2012/06/05

ブルーベリー

3
読み始めて半分くらいで、「あ、この本の中では南極横断しねえ!」と気づく。笑っ 寒くなってきたこの時期に部屋で間接照明をランプに見立てて、読むと雰囲気出るなあ、78点2011/11/26

ゆみ

3
大好きなヴァイオリニストが、この本を読んだと言っていたので読んだ。音楽も終わりがないものに挑むものだから植村直巳さんに共感するんだそうだ。最初はなんとなく読んでいたが、ページをめくるたび手に汗をにぎる。イヌたちにも愛情がわいて、大変な目にあう描写のシーンは読むのが辛いこともあった。でも、そうしてまで大きなものに挑む植村さんの気持ちを読んで最後は感動した。これは、小さい男の子にぜひすすめたい!!2008/11/26

ぱんこ

3
極寒の地で繰り広げられる、極アツな冒険野郎のお話。描かれているエスキモーの生態?にはとにかく驚かされる。2008/11/28

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