内容説明
何者かの手が迫ってきた。誹謗中傷、追い落とし工作、ゴルバチョフとの激論、そして内相解任…。ソビエト帝国の解体を見つめ、“恐怖の組織”の幕を引いた政治家が真率につづったクレムリンの全内幕。
目次
第１章 クレムリンへの道
第２章 民族紛争の嵐
第３章 犯罪連邦
第４章 辞職
第５章 ロシア大統領選
第６章 最後のＫＧＢ議長
感想・レビュー
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権現
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共産主義から民主主義への過渡期において、KGBというロシアを代表する機関の解体に手をつけたワジム氏の回顧録。氏は建築技師からスタートして巡り巡ってKGB議長という異色の経歴を持つ。一つの国が体制を変えるというのがどれだけの大騒ぎなのかがよく伝わってくる一冊。2012/05/21
