出版社内容情報
イスラム教は,仏教,キリスト教と共に世界三大宗教の一つになっている.『コーラン』はイスラム教の聖典.その中にはイスラム教を興したアラビア人マホメットの行動と,彼を通してえた神の天啓とが鮮かに写し出されている.当時のアラビア民話も織りこまれており,アラビア人の本質を理解する上で,本書は大いに役立つ.口語訳.
内容説明
預言者マホメットの口を通して語られた神のことば―断続的に下された啓示を、第三代カリフ・オスマーンが集積・編纂させて聖典は成立した。以後、『コーラン』解釈の発展史がイスラーム文化史を形成してきたといえる。アラビア語原典からの口語訳。
目次
1 開扉―メッカ啓示、全七節
2 牝牛―メディナ啓示、全二八七(二八六)節
3 イムラーン一家―メディナ啓示、全二〇〇節
4 女―メディナ啓示、全一七五(一七六)節
5 食卓―メディナ啓示、全一二〇節
6 家畜―メッカ啓示、全一六五節
7 胸壁―メッカ啓示、全二〇五(二〇六)節
8 戦利品―メディナ啓示、全七六(七五)節
9 改悛―メディナ啓示、全一三〇(一二九)節
10 ユーヌス(平安その上にあれ)―メッカ啓示、全一〇九節
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