出版社内容情報
三木哲学の基礎を築いた書.主体的真実性,パトス等,のちの著者の諸根本概念はもとより,全く異質な世界を問題にする唯物史観研究も,独自な弁証法も『構想力の論理』も『親鸞』も,その萌芽はこの処女作にすべて含まれる.問いの追求として,出発点は到着点を含むという.初学者のために懇切な注を付す. (解説 桝田啓三郎)
内容説明
三木哲学の基礎を築いた書。主体的真実性、パトス等、のちの著者の諸根本概念はもとより、全く異質な世界を問題にする唯物史観研究も独自な弁証法も、また『構想力の論理』や『親鸞』も、その萌芽はこの処女作にすべて含まれる。
目次
第1 人間の分析
第2 賭
第3 愛の情念に関する説
第4 三つの秩序
第5 方法
第6 宗教における生の解釈