同時代ライブラリー<br> 豚と対話ができたころ―文革から天安門事件へ

同時代ライブラリー
豚と対話ができたころ―文革から天安門事件へ

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  • サイズ B40判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784002601908
  • NDC分類 222.077
  • Cコード C0323

出版社内容情報

8カ国語に通じた学者が豚を飼うなんて――同僚の労働者は不思議がる.闘争,批判,迫害,下放……10年に亘る文革は様々な悲喜劇を生んだ.台湾生まれ,日本の帝大卒の著者は天安門事件を機に中国を去る.痛恨の回想.

内容説明

八カ国語に通じた学者が豚の飼育係をやっているぞ―同僚の労働者は不思議がる。私は思う。いや、文革時代にはもう一つ豚語も話せたのだ。闘争、批判、迫害、下放…十年に亙る文革は様々な悲喜劇を生んだ。台湾に生まれ、日本の帝大に学び、中国革命に身を投じた著者は天安門事件を機に中国を去る。痛恨の回想。書下し。

目次

敵はどこに
文革の勃発
中央編訳局の「走資派」
紅衛兵
死の文革での「活躍」
ついに「闘争」される
インターバル
家宅捜索
「敵」として
幹部の学習班
軟禁
宣伝隊
文革での生と死
十億総自白
上下の逆転と左右の逆転
島流し―五七幹部学校入学
名誉回復
豚飼い
妻が二度目の闘争に遭う
私に対する結論を覆せ
文革後の十三年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naolog

4
図書館にて。著者の日記というか、回顧録だった。天安門事件について知ろうと思ったが直後に英国に脱出された方だったようで、肝はよくわからず。2022/10/15

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